当社は、東京大学大学院工学系研究科による「既存建物情報のデジタル化による空間価値創造（キャンパスマネジメントDX）」社会連携講座に参画し、2023年3月1日に共同開設いたしました。

20世紀的な「成長」を前提とした開発や建設がリアリティを失いつつある現代において、「成長なき繁栄」をいかに構想するのか。本講座では上記のテーマを実践しつつ、歴史的な建物群と最先端技術の融合による空間資源の価値向上を実現する新しい建築哲学を追求します。
これらの研究の実践には、センシング・データ処理から、建築計画・構造・環境、および空間資源価値評価やマネジメントまでの幅広い知識・技術を必要とします。研究・教育活動の推進にあたり建設系のみならず、電気系・情報系等幅広い学生を対象とした大学院講義および演習を設定し、新たな建築哲学を実践する人材の育成に努めてまいります。

本講座の概要については、以下東京大学大学院工学系研究科のホームページにて掲載されています。
https://www.t.u-tokyo.ac.jp/press/pr2023-04-21-001